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知って得する(?)折込のミニ知識 No.169

刷り込みハガキと郵便事情 理屈編

新聞紙の中に刷り込まれている広告で、切り取り線が入りハガキ状になっているものがありますが
実はあれ、「切り取ってそのまま投函」はNGなんです。

 

と言いますのも郵便にはサイズや重さに細かな規格があり、郵便として出すにはその規格内に収める必要があるからです。

新聞の紙は薄くてペラッペラですよね。

それをそのまま投函してしまったら、郵便ポストの中で後から投函された手紙類にもみくちゃにされ
仮に運良くきれいに回収されたとしても自動処理の機械に通したらもみくちゃにされてしまいます。
ちなみに規格内であっても事故で機械にもみくちゃにされてしまう事もあり得ない話ではありません。
もみくちゃもみくちゃ連呼して、もみくちゃに対し何か思うところでもあるのかって?? ありますとも。

 

あれは三年前…いやもっと前だったかもしれませんが、とあるとても暑い日のこと。
帰宅し郵便物をチェックしていたらその中に1枚、汚れて半分くらいクシャっとなっているハガキがあるではありませんか。
よくよく見るとそれは某アーティストのファンクラブ特典で送られてくる夏のグリーティングカード。
ハガキが何故か、普段は目にすることのない歪な形をしています。
そのハガキには張り紙がしてありました。「機械処理中に巻き込まれて破損しました。ゴメンナサイ。(意訳)」と。
工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工

 

規格内でも稀にこうなるのだから、規格に満たない紙で出そうものなら…想像に難くないですよね。
ちなみに対極なお話をすると、(サイズや重さに上限はありますが)定形外扱いで相応の値段分切手が貼ってあれば
ヘッルメットやバーベル、スルメや下駄でも郵便として送れてしまうようです。ゴシゴシ(-дゞ≡ ゚Д゚)スッスゲ-!!!!
話を戻しましょう。

最初例にしたような薄手の紙は規定の重さに満たないため、差出人が別の紙に張って出す必要があります。
チラシの刷り込みハガキでも同様です。
あと気を付けて頂きたいのが両面印刷。
チラシの裏面もハガキとして刷ってそのまま出してもらおうと思っても
ハガキサイズに切り取って規格内に収まる重量が無いとそこで試合終了です。むしろ不戦敗。
差出人の手間をなるべく省こうと善意で企画したものが、かえって差出人に手間をかけさせたり
後々トラブルに発展してしまう可能性も無くは無いという(((ノ)゚д゚(ヽ)))…あな恐ろしや

 

とにもかくにも郵便を使う想定をしている以上、ポストに投函するものは規格をクリアする必要があります。
一番安全なのは官製ハガキと同等な斤量の紙で刷ることでしょうが、
おそらくそれでは<新聞折込としての>普通紙扱いから外れる厚みとなるため、

厚紙料金になる(つまり高い)可能性があります。

またミシン目(切り取りやすくするための加工)を入れたい(入れたチラシを折り込みたい)という希望もありますが
これもまた印刷代に加工料がプラス、地域によっては折込料金もプラスとなりますので、覚悟して挑んで下さい(笑)
とまあここまで「郵便はいろいろあるから気を付けて下さいな」といった内容を書き連ねたわけですが
あくまで郵便素人の私が個人的に調べたものですので、誤解や間違いがあるかもしれません。
郵便物の規格やその他詳細につきましては必ずお客様自身で、お近くの郵便局でお尋ねください。

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