オトクに新聞折込広告を、実施するには、印刷の安さの他に、どこにどのくらい配布するかも重要です。

配布エリアの決定方法は、大きく3パターンです

パターン1 店舗や事務所を中心として、商圏内に配布する場合。

その地域の地理的特性(大きな河川・線路・高速道路の有無等)も考慮する

商圏とは、来店してくれるお客様が住んでいる範囲のことを指し、
1次商圏・2次商圏・3次商圏に分かれます。

パターン1 店舗や事務所を中心として、商圏内に配布する場合。

1次商圏(毎日でも通える距離)

時間にすると家からお店まで10分以内の範囲

  • 徒歩で半径500m以内
  • 自転車で半径1km以内
  • 車で半径3km以内

2次商圏(週末なら通える距離)

  • 車で半径5km以内(20分)

3次商圏(連休は月1回なら通える距離)

  • 車、鉄道で半径7~10km以内(30分)
狭く高密度に配布したい
狭く高密度に配布したい商圏内に高密度で配布したい場合は、
配布する新聞の銘柄を増やします
広範囲に薄く配布したい
広範囲に薄く配布したい広範囲に薄く配布したい場合は、
配布する新聞の種類を減らします。

同じ部数でも、配布エリアを広くしたり狭くしたりと、選定できます

パターン2 対象となるターゲットが多いエリアに配布する場合。

これといった商圏が存在しない場合(通信販売等)は、上記ジオグラフィックス変数や、デモグラフィックス変数から、ターゲットの特徴をピックアップします。

パターン2 対象となるターゲットが多いエリアに配布する場合。

例えば、

  • 40歳以上の女性が多く住んでいる地域
  • 所得1000万円以上の人が多く住んでいる地域
  • 持ち家の家庭が多くある地域
  • 集合住宅が多い地域
  • 小学生の子供が多く住んでいる地域

パターン3 パターン1とパターン2を組み合わせて行う場合。

複合商業施設等で商圏が広い場合は、配布枚数が増えてしまう為、設定した商圏内でさらに細分化を行います。

商圏
商圏
車、鉄道で30分の範囲(約7~10km)
デモグラフィックス変数
デモグラフィックス変数
小学生の子供が多く住んでいる地域

配布エリアを細分化する時は、以下の2つを使用します。

ジオグラフィックス変数
[地域]新聞販売店単位で選択します。
[気候]全国折込配布可能です。
デモグラフィックス変数
[性別][年齢][所得]
ターゲットが多く住んでいる地域を選択します。

細分化手法は様々あり、大きく「ジオグラフィックス(地理的変数)」「デモグラフィックス変数(統計学的変数)」「行動・態度変数」「ベネフィット変数」の5つです。
このうち、折込広告の配布計画を立てるときは、主に「ジオグラフィックス(地理的変数)」『デモグラフィックス変数(統計学的変数)」を使用します。

配布エリアを決定する時に使用する資料のサンプルを紹介します。

エリアマップ
新聞屋さん(新聞販売店)の担当エリアが、ひと目でわかる特殊な地図です
配布枚数表
それぞれの新聞屋さん(新聞販売店)が、何部配っているのかがわかる一覧表です。

街の新聞屋さん(新聞販売店)には、それぞれ担当エリアがあり、新聞折込広告では、そのエリア単位でどのエリアに配布するかを選べます。