合売(ごうばい)って何?
このコラムで過去数回出てきていますが、一般の方には馴染みのない単語ですね。
業界用語なので、まず大前提として知っておいて頂きたい知識があります。
それは、新聞屋さんの大半が特定の銘柄のみを扱う「専売店」である事。
部数表で同じ名前の販売店が各銘柄毎に存在していても
合売店でない限りは朝日新聞のみ・読売新聞のみを取り扱うお店となります。
そして合売(あるいは複合)とはミニ知識No.01でも丸の内店で説明されておりますとおり、
一つの店舗(新聞屋さん)で複数の銘柄を取り扱うスタイルを指します。
該当販売店では折込む新聞の銘柄が選べませんので、何卒ご容赦下さい。
ちなみに静岡・山梨・新潟・長野・茨城などでは県全体で合売の体制をとっており、
他の地域は、同じ県内でも専売店と合売店(複合店)が存在しているような状態です。
また東海エリアでは中日新聞の販売店で日経新聞も取り扱っているため
合売表記はありませんがどちらか1紙のみへの折込は不可能です。
う~ん、複雑。
ならばどこの販売店が合売店なんだとお思いの事でしょう。
文字情報ばかりでくどくなってしまうので、それはまた次回お伝え致します!!
では!!