シーズン・オンのチラシを作るには? ②
ex.塾の夏期講習の企画進行
お待たせいたしました。
本日は塾の夏期講習を例にして、逆算方式で企画のアドバイスしたいと思います。
企画にあたり、大まかに必要な要素がこんな感じかと思います。
◆夏期講習のスケジュール:
講習期間・お盆中の休日や特別講習・時間割・料金表・定員数etc
◆いつまでに受講生を確保したいか:
夏期講習の準備にかかる時間などの兼ね合いを考えながら、問合せや申し込みの締め切りを決める。
◆いつからチラシの折込(=募集)を始めるか:
どんなタイミングが一番需要が高い時期かは、現場で働く方々が一番ご存知だとおもいますが…
やはり1学期の期末テストの結果や通知表の内容で親御さんが「さて、うちの子どうしよう?」と思っている頃合がベストでしょうか?
◆どんなデザインにするか:
弊社でデザインする場合でも、企画面に関しては基本的にお客様にお願いする形になります。
もし実物やネットで拾った画像等で「こんな感じのデザインが良い」というのがあれば参考資料としてご提示下さい。
◆どんな仕様にするか:
サイズ・片面か両面か・カラー印刷か単色印刷かなど。
◆どこに配布したいか・何部配布したいか:
仕様と折込みたい地域に目星がついていれば、予算ありきで必要な部数の算定もできます。
「〇〇中学校の学区に配布したい」という場合は、お客様の方でその学区を予め調査した上でご相談下さい。
◆希望の内容で実施するためにかかる時間:
チラシを作り始めてから折込できるまでの時間を計算します。
チラシのサイズやデザイン内容、片面か両面かによっても大きく左右されますので
「未確認スケジュールの皮算用 ダメ 絶対」です。
絶対 ではありませんが、皮算用よりまずご相談いただく方が確実です。
上記の詳細を考慮する時間も必要なので、そこは各々日々の業務と上手く折り合いをつけてもらえればと思います。
夏期講習に限らず、春期・冬期講習や新年度の生徒募集も上記の応用で行けるのでぜひご参考下さい。
前回のお話を引き摺りますが、架空のお話ではいろんな形のタイムマシンがありますね。
という事は…様々な著作権を考慮したら、タイムマシンの具現化はデザイン的な意味でとても難しくなってしまうような…w
仮にできたとしてもやはり「過去改変は大罪!!」みたいなタイムトラベル法も出来るのでしょうか?
次回は、デザインの作成から折込にかかるまでのプロセスと、タイムテーブルの一例を紹介します。
お楽しみに!!