紙の種類・発色について
前回に引き続き、今回は紙毎の発色の特徴についてのお話です。
写真では発色具合が分からないので、その補足も兼ねて。
コート紙:
お手元の光沢があるチラシをご確認下さい(笑)
塗工紙のためカラー印刷の色沈みが抑えられるので、発色が良くなります。
マットコート紙:
こちらも塗工紙なので色沈みは抑えられますが、発色はコート紙よりも若干劣る(沈む)感じです。
上質紙:
コートやマットコートの様な塗工が無くインクが染みこむため、カラー印刷はコート紙にくらべて沈んだ色味となります。
色上質紙:
紙の特性は上質紙と同じですが、インクの発色が紙の地の色に影響されるのでカラー印刷には向きません。
更紙:
色上質紙同様、インクの発色が紙の地の色に影響されます。紙の色にもよりますが、新聞の紙にカラー印刷されているイメージです。
クラフト紙:
地の色がガムテープのような色で尚且つインクの色が沈みます。薄い色のインクだと発色しません。
単色なら上質紙・色上質紙・更紙でも十分いけると思いますが、フルカラーや写真を入れたい場合・繊細なデザインにしたい場合は発色の良いコート紙・マットコート紙がお勧めです。
チラシのイメージとよく合う紙を選んで下さいね★