新聞折込とポスティング 欠点編
新聞折込とポスティング、今回はお待ちかね(?)の欠点編です。
<新聞折込>
・チラシ内容のNG基準やグレーゾーンに地域差があり、実体験から生まれた独自のローカルルールが存在する。
(最終的に折込可否を決めるのは各販売店である)
・チラシの責任元の表示に対して厳しい。
・折込エリアの基準が各販売店のエリア毎であり、そのエリアが行政の区分けとは一致しない。
・現地配送料(管理料)の設定が地域によって大きく異なり、単価料金・1店舗あたりの料金など様々。
・チラシを新聞へセットする際に機械を使用するため、静電気で2~3枚くっついた状態で折込まれることもある。
(そのシワ寄せで本来配布されるエリア内であったとしても、配布に穴が開く可能性もある。)
・新聞の銘柄毎に販売店が存在しているため(合売店除く)、たとえば朝日新聞のみに折り込んだ場合は
同じ地域であっても他紙(読売・産経・毎日等)には入らないので密に撒きたい時は全紙或いは複数の銘柄にも折込む必要がある。
<ポスティング>
・単価が高い
・配布開始から完了までに数日かかり、<月~木>や<5日間>といった具合に配布期間が決められている。(日にちや曜日の指示は不可)
・B4とA4で単価が違う
・B4は2つ折り必須
・チラシが単体で郵便受けに入るとクレームの対象にもなる
・オートロック式のマンション等には入らない(予め部数表の数字から除外されている)
⇒高層マンションの多いエリアは、オートロックが付いていてポスティングができないため世帯数が多くても配布可能枚数が極端に減る。
・配布エリアに詳細な指示(マンション単位・部屋単位等)が付くと単価が上がる。
(部屋番号の指定に関しては、誤配の可能性を了承した上で発注する事になる)
なんと言いますか、当たり前ではありますが、正に「一長一短」ですね。
もちろん私としては折込を使って頂きたいのが本音ですが、双方の利点と欠点を踏まえた上でどちらの媒体で広告を行うか
お客様にとってベストな選択をしてもらうのが一番かなと思います。