RGBからCMYKへ
前回はCMYKとRGBの何たるかについてやや脱線しつつ語りましたが
今回はそれが実際どのように変わるのかを、実際の画像を交えてお話していきます。
前回と重複しますが、お客様にて作成されたデザインの画像データがRGBで作成された場合は弊社にてCMYKに変換する作業を行います。
そしてその変換したCMYKデータをお客様に見て頂くのですが、この時気を付けて頂きたい事がありまして。
CMYKとRGBは根本的に発色条件が違う訳ですが、それが結局どれだけのものかと言いますと…
例1・あまり変化のない(目立たない)画像
「少しの明暗の差」くらいな感じですね。あくまで主観ですが。
クリック一つで補正が利きそうな気もします。
例2・変化の大きい画像
↑RGB
↑CMYK
こっ…これは…
特に明るい部分などはフィルターのON/OFFしてるのではないかというくらい明らかな差がでてますねェ…(;;;ΘДΘ)`;:゙;
黄緑がお抹茶色になり、濃いピンクが紫色になり、水色が浅葱色になり、青が藍色になり、レモンイエローから元気っぽさがログアウト。。。
極彩色ファンタジー(RGB)と時代劇(CMYK)というくらい違うんじゃなかろうか。。。
こんなにも違ってくるとは色の世界も奥が深いです。
(アップロードの都合か、実際に作成した時の色と若干変わっています。)
最後にカラーモード比較がこちら。
これくらい違う…というのがお分かり頂けましたでしょうか?
最初からCMYKで作成してもらうのが一番ですが、RGBからだとこれだけ変わるのだと知っておいて損は無し!!と思います。