折込広告・チラシ印刷ホーム >  折込コラム集 > 折込舞台裏 in 岩手

折込舞台裏 in 岩手

岩手県のお知らせ

2024年9月1日折込分より、岩手県の一部岩手日報販売店、他系統紙の折込料金改定致します。

一部というと「まあ大した規模の改定じゃあなかろう」と思うかもしれませんがそれは言葉の綾。
殆どのエリアで何かしらの銘柄(特に読売)が値上がりします。

行ってきました組紐作り

場所は神楽坂 何気に初めて行った神楽坂
地名に坂と付くだけあって全体的に坂が多いというか、平坦な道が殆ど無かったような、不毛な昇り降りが多かったような。
小道が多く通りから外れたところにもお店がたくさんあって海外の街並み(ドキュメンタリーで見た程度の知見)に近い何かがありますね。
お店は都心部では見ないような個人経営系が多くてフラフラ歩くだけでも楽しい!
だって都心部ってさ、良くも悪くも全国クラスのチェーンが幅を利かせているから安牌ではあっても面白味とかちょっとゴニョゴニョゴニョ

そんな神楽坂から脇に入った坂道にあるスタイリッシュな建物が今回の会場。
建物は出来てから1年程度との事で、デザインが洗練されているし鍵付きロッカーあるし

トイレは広いしフロアの上下移動はエレベーター。
最高哉。
あえて難を言うならスタイリッシュ過ぎて出入り口とか諸々の境目が分かりづらいところ。
スタッフオンリーなのか否か分からないとこも多くて方向音痴にゃダンジョンだった…

エレベーターはお客さんだけ乗せたらスタッフさんは階段で移動するのがそこのやり方らしく
「スタッフさん乗らないんか?」と思いつつフロア移動したらその先で既に先程見送ってくれたスタッフさんがスタンバっていてビックリ。
2回目の移動の時に冗談で『スタッフさん双子かもよwww』などと話していたら聞こえていたらしく
お出迎えの際に「上の階では弟がお世話になりました」と、
また帰りに上のフロアへ行くときは「再び弟がお迎えいたします」と言って下さるノリのいい御仁でした。

そしてここはどうやら組紐に関する歴史的資料が見つかった際に持ち込まれて
組み方の研究や再現、歴史の解明に一役買っているのだそう。

そんなわけで今回は『奈良組』という、正倉院に残された宝物に多く使われていたタイプの組紐にチャレンジ。
既に基本のセッティングが終わり少しだけ組まれている状態のものが色違いで複数あり、そこから好きな台を選ぶ方式で
色選びの自由が無いのか…とこっそり消沈したけれど、終わってみれば色選びで潰れる時間が無くてむしろ助かったかも。
何よりプロが選んでいるのでどれもバランスが良い。これ大事。

単純作業の繰り返しで慣れてくるとリズミカルに動かせるようになるけど
糸が巻かれた組玉を交互に移動させて位置を整えるリズムがウィーウィルロックユー(もしくは鯨)
無心になりたくてもずっと脳内でエンドレスリピートされるんだ…
でも他のことは考えないし作業に専念出来てはいるからこれもある意味無心状態と捉えていいのかな…

出来上がった十数㎝の組紐はストラップ、キーホルダー、ブレスレット、ピアスの中から選び
仕上げの最終工程は先生が手掛けてくれるためその間はまったりお茶タイム。
私はストラップに仕上げてもらい、通勤にも遊びにもお供してくれている歩数計に付けました。

実は前々から手元に組紐ディスク(丸台が無くても気楽に組紐を楽しめる手芸ツール)なるものを持っていたので
これを機に簡単なものから作ってみようとセットに入っている練習用の紐で試してみたところ、
丸台とディスクでメリットとデメリットが大きく異なる事実が発覚。
当面はディスクで丸台クオリティの作品を作るのを目標に掲げた矢先に    
個人の趣味で木工細工をしている方が安価で丸台を制作販売しているのを知ってしまい……(裏表紙の内容紹介風に終わる)

アーカイブ

最近の投稿

バックナンバー一覧 »

̃y[W̐擪