合売(ごうばい)って何?
このコラムで過去数回出てきていますが、一般の方には馴染みのない単語ですね。
業界用語なので、まず大前提として知っておいて頂きたい知識があります。
それは、新聞屋さんの大半が特定の銘柄のみを扱う「専売店」である事。
部数表で同じ名前の販売店が各銘柄毎に存在していても
合売店でない限りは朝日新聞のみ・読売新聞のみを取り扱うお店となります。
そして合売(あるいは複合)とはミニ知識No.01・232でも丸の内店で説明されておりますとおり、
一つの店舗(新聞屋さん)で複数の銘柄を取り扱うスタイルを指します。
該当販売店では折込む新聞の銘柄が選べませんので、何卒ご容赦下さい。
ちなみに静岡・山梨・新潟・長野・茨城などでは県全体で合売の体制をとっており、
他の地域は、同じ県内でも専売店と合売店(複合店)が存在しているような状態です。
また東海エリアでは中日新聞の販売店で日経新聞・産経新聞等も取り扱っているため
合売表記はありませんがどちらか1紙のみへの折込は不可能です。
「このエリアで配布されている銘柄なのに部数表に見当たらない」という場合は
大抵このパターンだったりします。
う~ん、複雑。
ならばどこの販売店が合売店なんだとお思いの事でしょう。
文字情報ばかりでくどくなってしまうので、それはまた次回お伝え致します!!
では!!