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折込舞台裏 in 北海道

2024年10月20日(日)は北海道釧路市長選挙の投開票日となりました。

これに伴い、釧路新聞10/21(月)の朝刊は折込取扱不可とさせていただきます。

大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。

続々々々・組紐のお話

ねえしってる?
組紐の道具って総重量2kg超えるんだって。

セットの組玉が150g×16個
それだけでもう2kg越えてるわけですよ。

体験会で初めて組玉を手にした時はこう思いました。
「この小ささでこの重さ もはや投擲系の武器」
組玉の見た目は木製の小さな丸っこいアンティーク糸巻なのだけど鉛を入れて重さを加えてるのです。
そう、この時点ですでに武器。
更に組紐側にも錘を付けるので全てセットした状態の道具一式は相当な重さになります。まさに鈍器。

そしてここまで組紐について思いの丈を書き綴ってきたのだけれど
組紐に対してポジティブではない思いも少々持ち合わせていたりなんかしておりまして

同じ形のカラフルなもの(組玉に糸が巻かれたもの)がカランコロンしている状態って
某薬売りさんの怪異退治のお話を思い出すのね(※その作品自体は初期オブザ初期からのファンです、念のため。)

一定の調子で鳴り続けていた音が急に止んで、静寂が訪れたのも束の間
肥大化した怪異が突如現れ縦横無尽に暴れだすやつじゃんよ。(ふわっふわなイメージでお送りいたします)

実は体験会の時、糸がセットされた丸台が複数並んでいるのを見て数秒フリーズしてました。
丸台から垂れ下がるカラフルな大量の糸に脳内で怪異の影がチラついたんです。
もちろんそんなの気のせいだしその後の組紐作りは大変楽しく有意義な時間を過ごせたけれども
子どもの頃に読んだホラー漫画のトラウマとは全然ちがうのだけれど
自分が思うよりずっと怪異に対する恐怖に似た感情が染みついていたようで……

だからかな

丸台を中古で買おうという気に一切なれなかったのは

探せば手頃な額で物は良さげな中古品がネットオークションに出品されているけど
こういう「知らない誰かが物作りに使った道具」はどうにも苦手だし遺品とか以ての外だし

万が一何かあっても形はさておき真と理が分からなければ祓えないからね!!(ヤケ)

そんなこんなで結局
例の新品フルコンプセットを20%オフの間にポチりました。

待つこと数日

届いた荷物は重かった

先に記した通り組玉が重いのは言わずもがな
丸台もパーツの全てが見た目の数倍重い

それもそのはず
上から釣り下がる組玉や錘の総重量を考えれば、丸台もそれを支えられるくらいに重くないと倒れてしまうので。
作業段階によっては全ての組玉を一箇所に寄せたりもするため、その重量を台が支えられなければ意味がないってわけ。

そして『重さ』といえば脳裏でチラつくこの三文字
腱  鞘  炎

続く

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