折込の…というより、色や印刷の といった方が正しいかもしれませぬ。
CMYKとRGB
印刷やデザイン、出版関係の人にはあえて説明する事は無いのが、一般の方には馴染みが有るような無いような有るような微妙な関係だと思います。
画像処理の作業をするとき、カラーモード選択で「RGB」「CMYK」「グレースケール」など目にした事はありませんか?
「RGBなら見覚えあるけど」と思った方は、カラーモードの選択肢を開いてみて下さい。「CMYK」もあるはずです。
「グレースケール」読んで字の如くモノクロ処理に使うものなので、今は見て見ぬフリ。(*ノ▽ノ)
今回はCMYKとRGBにおける色・発色の説明です。
<CMYK>
C: Cyan(シアン)
M: Magenta(マゼンダ)
Y: Yellow(イエロー)
K: Key Plate(黒。でもBlackや黒のKではない Σ(゚Д゚)のです)
特徴:印刷物では色素(インク)が光を吸収して色を知覚させる。表現できる色域がRGBに比べて劣る。
ご自宅やオフィスのプリンターを開けてみれば、この4種類のインクが入っています。(黒はCMYと同じサイズと倍近いサイズの2種類あったりしますが)
変身バトルヒロインものはこういった中間色をメインカラーにした子が多いですね^^
<RGB>
R: Red
G: Green
B: Blue
特徴:デジカメの画像やパソコンのディスプレイ上で見る色はライトの発光を利用して色を表現している。
表現できる色域が広い。
戦隊モノだと主人公+放送開始後数話以内に仲間になってくれるキャラ色ですねw
主人公と心強い仲間(3人組)のテンプレカラーとも言えましょう。30代の女性に分かるであろう表現をするなら「レイ●ース」の3人です!
某ライダーも初期フォームや基本フォームが赤って事が多いような。で、変身のバリエーションが増えて青や緑、フォーム数が増えるとともに中間色も増えていくという…。
私たちはチラシという紙媒体を相手にしているため、お付き合いするのは常にCMYKです。一途です(笑)。(他に選択肢が無い訳ですが…)
で、上記の通り、画面と紙では発色原理が根本的に違うので、RGBで作成されたデータはCMYKに変換します。
お客様の方でデザインされたものはRGBである場合が多いので、ご入稿後にこちらから折り返しお送りする確認用データは
必ず元データと比べた色味の変化も併せてご確認下さい。
(弊社にてデザインを行う場合は最初からCMYKにて作成致します。)
もし色味の変化が気になるのなら、一度カラープリンターで出力してみれば変化のイメージが掴みやすいと思います。
もちろん色校正も承りますので、お気軽にご相談下さいね!!
次回は、具体的にどんな感じに変わるのかを紹介します。